「高齢者の住まい選び専門員養成講座」開講
一般社団法人高齢者の住まいと暮らしの支援センター

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「高齢者の住まい選び専門員養成講座」開講

住まいの専門家の育成目指す

 

高齢者の住まいと暮らしの支援センター(東京都世田谷区、藤本孝雄理事長)は9月5・6日、「高齢者の住まい選び専門員養成講座」を開講した。

 

同センターは住まいに関する制度や仕組みが複雑化している点を問題視し、住まい選びの専門家の育成が十分になされていないことなどが、入居トラブルの発生に大きく関係していると指摘。施設が需要過多な現状の中、高齢者一人ひとりの住まいのあり方について、適切なアドバイスが出来る専門員の育成を目指す。

 

講師は同センター副理事長の安藤滉邦氏。初日が初級、2日目が中級と2日連続で開講された。初級は高齢社会の現状や介護保険の基礎の解説からはじまり、初心者にもやさしい内容。中級はそれらを踏まえたうえで、介護体制の実態などをより実践的に学ぶことができる。また座学だけではなく、事例に基づいたケアプラン作成や施設選定などのワークショップもプログラムの一環として用意されている。

 

本来は上級コースで行われる「施設見学」も、特別に行われた。講座終了後、参加者は講座開催会場でもあった介護付き有料老人ホーム「リアンレーヴ高田馬場(運営:木下の介護)」を施設職員の説明を聞きながらじっくりと見て回り、学びを深めた。

 

同講座は今後も定期的に開講予定。また、ケアマネジャーを対象とした、特別コースの創設も検討している。

 

事例に基づきワークショップを行うなど講座は実践的な内容

 

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シルバー産業新聞  http://www.care-news.jp

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